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我が家の劣化は現状どのくらい進んでいるのか? 塗膜の劣化サイクルと最適な塗り替え時期

我が家の劣化は現状どのくらい進んでいるのか? 塗膜の劣化サイクルと最適な塗り替え時期

どの時点でリフォームを検討するべきなのか。ここでは図を使って劣化の進み方を紹介しよう。

① はがれ
外壁材自体が外部にさらされて急激に劣化
② ひび割れ
雨水が入り込んで、下地が傷んでくる。補修が必要。
ひび割れを放置数と、建物内部の構造部分にまで雨水などが侵入。内部の鉄筋に腐食が起き、建物全体の強度が低下する
③ チョーキング
触ると白い粉が付く。防水効果が切れてきたサイン。
なぜチョーキングのタイミング?
塗料の防水効果がなくなったときにあらわれるのがチョーキング
築年数に関係なく、防水効果がなくなったまま放置していくのは危険
④ 変色
色味が変わり、くすんだ印象を受けるようになる。
⑤ 艶が落ちてくる
新築時のつややかさはなくなっているが、防水効果はある
⑥ 艶がある
太陽に当たると美しく発色している状態

POINT
ほおっておくとこんなことに…
水分が家の中に浸透。家を支える土台は木でできているので、湿気が貯まると腐ってしまう可能性も。防水効果が落ちると、屋根全体に悪影響を及ぼしてしまう。

現場調査、契約、工事開始、完了までの注意点
外装リフォームの流れ
ここでは外装リフォームのスタートからゴールまでの流れを紹介。かくすてっぷのポイントも血チェックしよう。

① 自己点検
外装は気づかないうちに塗料がはがれていた李、屋根が傷んでいたりするもの、年に1回はお住いのセルフチェックを行おう。早目のチェックは必要な修理やリフォームにかかる経費を抑えるために重要だ。

② 会社選び
信頼できる会社を選ぶことがリフォーム成功の大きなカギ。じっくり話を聞いてくれる会社と打ち合わせを重ねよう。ご近所での評判も参考に。また、地元の会社ならアフターフォローの面でも安心できる。

③ 現地調査
現地調査は、リフォーム会社の担当者と一緒に確認しておくと、後日報告を見た時に症状や提案内容を理解しやすい。現場調査なくして、最適なリフォーム提案と正確な見積りはできないことを覚えてこう。

④ 見積り
使用する塗料のタンクや具体的にどこまでの工事が含まれるかなどの詳細がわからない「一式見積り」に要注意。契約前には、必ず具体的なリフォーム内容をや支払い方法などを確認する必要がある。

⑤ 契約
契約時には「工事名、場所、期間、契約金額、支払い条件、正式な見積り書、保証内容」を確認。
また、支払いは工事開始前と工事完了後にするのが一般的だが、会社によって違うので、必ず確認しよう。

⑥ 工事前
工事の前に、家の周囲の整理や植栽の移動、工事の足場スペース、業者車両の駐車場の確保など、担当者と細かく打合せしておこう。ご近所へのあいさつ回りも施工会社と同行して行うことを忘れずに。

⑦ 完成
工事が完了したら、契約通りのリフォームができているかを自分の目で確認。どらブルが起きないように必ず担当者に立ち会ってもらおう。確認できたら、残りの支払いを済ませよう。

⓼アフター
リフォームの効果を保つ為には、定期的なメンテナンスが不可欠。特に保証期間内でアフターフォローについてはよく確認しておこう。塗むらなどが見つかった場合などは至急会社に連絡を。
すべては、現場をおとずれることから始まる。
外装リフォームの要、現地調査

外壁や屋根のリフォームを決意した際、お客様にとって最も重要なポイントは安心して任せられる会社に依頼することである。まずはスタッフが現状調査に訪れるか否か、見積もりが正しいか否か。リフォームはそこから始まる。

現場調査①
満足いくが遺贈リフォームは現場調査なしに始まらない

ネットでもリフォーム会社を探せる時代。便利になった一方、安易に施工を決めてトラブルになるケースも増えている。原因は、現場を事前に確認しないこと。現場調査は会社が詳細な見積りを提出するための大切な工程で、これをなくして正確なリフォームプランと見積り書はあり得ないのだ。

通常現地調査は1時間から長くても2時間が目安。住まいの問題点を正確に把握するために、必要な時間といえる。

現場調査②
良いリフォームは良い会社選びから

現場調査では、外壁や屋根などの劣化状況や周辺設備の有無などの確認、場合によっては写真撮影を行うこともある。詳細な調査に加え、お客様の要望を把握することも現場調査の重要な仕事だ、優良な会社を選ぶには、調査を行う際の言動や対応。ヒアリング力などをチェックすることがおすすめだ。もし、複数の会社に依頼する場合は、時間をずらそう。その会社の特徴が出やすくなるため、良しあしをより判断しやすくなる。

準備しておくとよいもの
図面
家の大きさや形状がわかるため、現場調査が順調に進行し、高精度な計算によって見積りの正確度も増す。
気になる箇所の写真
事前に家族で話し合い、気になる箇所をまとめておこう。雨漏りがある場合は、雨の降った人雨漏り箇所の状況をメモし、写真も撮っておくとよい。

POINT
正確な見積りを提出してもらうためには、現場調査が必要。また、塗料名、免責、数量など数値の根拠があるかを確認しておこう。

出典:株式会社ザメディアジョン「外壁・屋根リフォーム専門書GAISO Vol.2 WALL&ROOF REFORM」